■アートボランティア2011
「仮設住宅に絵画を贈る」プロジェクト
プロジェクトのまとめ役である加藤健二先生より、今回のボランティア活動の報告や写真の提供がありましたので、主な活動内容をまとめてみました。(私も水彩作品10点を提供させて頂きました)
■プロジェクト概要
東日本大震災で被災した方々の日々の生活空間が、少しでも潤いや温もりの在るものになることを願い、画家の加藤健二先生と建築家・工務店社長の尾形征児さんの企画により、宮城県気仙沼市の仮設住宅に住む皆様に絵画を贈ろうと言うプロジェクトです。このプロジェクトに賛同した日本全国のプロの画家や絵の愛好家から学生・児童まで、190人の仲間(4歳~93歳)が心をこめて描いた絵画作品600点を手作りの額縁に収め、作者のメッセージと共にご提供させていただきました。
■実施日程 2011年6月24日~25日
■作品提供場所
大谷小学校
小泉仮設住宅
気仙沼仮設住宅
水梨仮設住宅
気仙沼プラザホテル
※大谷小学校では画用紙や彫刻刀等もご提供させて頂きました
〈NHKニュースより〉
事前に配布したチラシ
作品提供場所での様子
みなさん真剣に作品を選らばれています。
「一生、大切にします」と言う方もいらしたそうです。
また、裏面に貼られた作者からのメッセージ一つ一つに、目を通している方も。
発送準備の様子(2011年6月20日撮影)
日本全国から集まった作品を、一つ一つ丁寧に額縁に納め、裏面にメッセージを貼り付け、汚れ等を拭き取っているところです。
ちなみに、額縁は発起人の一人である尾形さんが、600枚全てを手作りしました。
加藤先生(前列の右から2人目)と尾形さん(前列の右から3人目)を中心に、ご家族や知人によるご協力も得ながら、発送作業を進めました。
被災された皆様に、一日も早くいつもの穏やかな日々が訪れる事を、
心よりお祈り申し上げます。
■2017年1月チャリティーグループ展「景の接触」展
売り上げの一部を東日本大震災の義援金として
日本赤十字社へ寄付をさせて頂きました。
ご協力いただいた皆様及びコートギャラリー国立様には
大変感謝しております。
一日も早い被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。